「・・・・・・GNドライブ、マッチング、クリア・・・・・・・・・いける・・・!!」

  ダブルオーライザーから奪取したGNドライブをオーガンダムに接続し、リボンズは、ほくそ笑んだ。
  これで、瀕死のダブルオーライザーを破壊してしまえば、自分の存在意義を守ることが出来る。


  「どこだ、どこにいる?! 刹那・F・セイエイ!!」

  リボンズはオーガンダムを起動して、叫んだ。
  自分の存在する意味を、今こそ確固たるものにすることが出来る。


  ダブルオーライザーを捜索していたシステムが、発見の電子音を鳴らした。

  「そこか!!」
  リボンズは銃を向けた。

  「?!」

  照準を中てられたというのに、ダブルオーライザーは反応しなかった。

  まだ、操縦者が意識を失っている。
  もしくは、機体が修復不能なダメージを受けた       そう考えていたリボンズは、拡大した映像に、肝心のダブルオーライザーに残されていたはずのGNドライブが見当たらないことに気がついた。

  「太陽炉がない?!! ・・・・・・ま、まさか・・・まさか!!」

  振り仰いだリボンズの視界に、ガンダムの機影が映った。あれは      .


  【ガンダムエクシア・・・刹那・F・セイエイ、未来を切り開く!!】


  ガンダムエクシア       それは、ダブルオーガンダムに乗る前に刹那が乗っていた、彼のガンダムだった。


  リボンズは銃を投げ捨て、ソードを抜いた。
  エクシアもソードを抜き放った。

  「く・・・このぉ! 人間風情が!!!」
  叫んで、リボンズはオーガンダムをエクシアに向けて突っ込ませた。

  オーガンダムとガンダムエクシア       2機のガンダムがぶつかり合い、眩い閃光が宇宙を走った。








     >> #25−5 ・ truthful heart








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